金歯の最大のメリットは強度!セラミックとの違いとおすすめの人

あなたは歯医者で金歯を勧められ、なぜ金歯なの?と悩まれているのではないでしょうか。近年はセラミックが進化し、奥歯でも白いセラミック治療を行うことが多くなりました。しかし、噛み合わせによってはセラミックより金歯にした方が歯が長持ちする場合があるのです。

奥歯は顎の関節に近いため、噛む力が自分の体重くらい歯に加わります。そのため奥歯のセラミックが欠けたり、割れたりしてしまうことがあるのです。近年はセラミックの中でも硬いジルコニアという材料が開発されていますが、それでも割れてしまうこともあります。

金歯は噛む力に抵抗できる硬さだけでなく、使っていくうちに形が変わってくる柔軟性も持ち合わせているのです。そのため奥歯、特に一番奥の歯に金歯を使うことが多いのです。今回は金歯とセラミックの比較についてお伝えします。

同じ時期に入れた金歯と割れたセラミックの例

下記の写真は一番奥歯に金歯、奥から2番目の歯にセラミック治療を行っている方です。噛む力が強く、歯ぎしりもあるため、奥から2番目のセラミックが破折しています。

同じ時期に入れた金歯とセラミックですがセラミックは欠けています。

左下の内側の写真です。セラミックが破折しています。一番奥歯の方が噛むときには強い力が加わりますが、金歯のため割れていません。もし、この歯がセラミックであれば同じように割れていた可能性があります。

金歯のメリット・デメリットとセラミックや銀歯との比較

金歯とセラミックの大きな違いは金歯は伸びるために歯に馴染みやすいやすいこと、見た目が悪いことです。耐用年数は同じですが噛み合わせの変化に耐えられるのが金歯で、金歯は使えば使うほど歯に馴染んでいきます。

  強度 精度 見た目 費用 アレルギー
金歯 × 8〜15万円程度
セラミック 8ー18万円程度
銀歯 × × 3〜4千円程度(保険) ×

金歯のメリット

強度があるので割れる心配がない

金歯は強度があるので力のかかる奥歯の被せ物に使っても割れる心配がありません。セラミックで奥歯の治療を行った場合、硬いものを噛んだ時、セラミックが欠けてしまったり、割れてしまうことがあります。金歯は縁の部分でも強度があるため欠けることがなく安心です。

金が伸びて歯に馴染む

金歯は柔軟性があり、金が伸びるために使えば使うほど歯に馴染んできます。金歯は金箔のように薄く伸ばすことのできる材料です。噛むことによって金歯が噛み合わせにより馴染むようになり、噛みやすくなってきます。銀歯の場合は薄くなると千切れてしまい、歯と銀歯の間に隙間ができて虫歯ができやすくなります。

錆びたり、劣化しにくい

金歯は劣化しにくい材料のため、口に中で錆びたりせず長期間使うことができます。口の中は食事により酸性やアルカリ性になったり、熱いものや冷たいもので温度の変化がある場所です。金は安定した材料のため錆びずに長く使うことができます。また、セラミックも劣化しない安定した材料です。しかし、銀歯は劣化しやすい材料のため、銀歯と歯の隙間から虫歯になりやすいので注意が必要です。

細かい部分の精度が高い

金歯は虫歯が小さな部分や形が複雑な場合でも高い精度で治療を行うことができます。金歯は細くしたり、薄くしても丈夫な材料です。そのため複雑な詰め物にしても治療を行うことができます。
セラミックはある程度の厚みがないと割れてしまうため、複雑な治療には適さない場合があります。また、銀歯は元々の精度が高くないため、隙間をセメントで埋めるように歯に付けられています。

金歯のデメリット

歯の色とは違う見た目

金歯は文字通り金色をしています。高級感のある色ですが、歯とは全然違う色になってしまいます。セラミックは歯の色をしているので、やはり誰もがセラミックを好みます。

保険外診療になる

金歯は保険診療では行うことができません。セラミックも保険治療ではできません。奥歯の被せ物を保険診療で行うとなると銀歯の治療になります。

金属アレルギーになることがある

金歯でも金属アレルギーになることがあります。金は安定した金属ですが、金にアレルギーがある方もいます。また、金歯の中には金だけだと柔らかすぎるために、金以外の材料も含まれています。そのため金属アレルギーが起こることがあります。
保険の銀歯の中には金が12%、銀、パラジウム、銅、亜鉛など多くの金属が含まれているので、金歯よりも金属アレルギーになる確率は高くなります。金属アレルギーの方はできるだけセラミックをお勧めします。

セラミックより金歯がお勧めの方

セラミックは欠けたりしますので、歯ぎしりが強く自分の歯が欠けてしまうような方は金歯がおすすめです。

歯やセラミックが欠けたことのある方

歯やセラミックが欠けたことがある方は特に一番奥の歯の被せ物は金歯がお勧めです。噛み合わせや噛む力が強い、硬いものを食べるのが好きなど、歯が欠ける原因は多くあります。一度欠けてしまった歯は何度も繰り返すこともあります。金歯で治療をすることによって何度も同じことの繰り返しを避けるようにします。

歯ぎしりが強い方

歯ぎしりによって歯は擦り減っていきます。通常の歯のすり減りよりも早いためセラミックで治療した歯が欠けてしまうことがあります。金歯で治療をすることによって金歯も一緒に擦り減ってくれるので、欠ける心配がありません。また、歯ぎしり用マウスピースを使い、自分の歯がこれ以上すり減らないようにすることも重要です。

奥歯のインプラントの被せ物

インプラントとは歯を失った部分の骨に人工の歯根(インプラント)を入れて、被せ物をする治療です。歯には歯根膜(しこんまく)というクッションの役割をする膜があります。しかし、インプラントは骨と直接つながっているために緩衝材の役割を果たす歯根膜がありません。そのため、噛む力が直接被せ物に加わり、割れてしまうことがあります。金歯を使うことによって被せ物が割れることを防ぐことができます。

金歯よりセラミックがお勧めな方

金歯の色がどうしてもきになる、まして若い女性なら当たり前ですよね。そういう方にはセラミック治療がおすすめです。

金歯の色が絶対いやな方

奥歯に金歯がいいのはわかるけれど金歯は絶対入れたくないという方も多いと思います。特に女性の方は少しでも見える歯に金歯は抵抗がありますよね。そのような方にはセラミックの中でも硬い、ジルコニアをお勧めします。

院長略歴

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岡崎 弘典

日本口腔インプラント学会
マロ・クリニック研修オールオンフォーインプラント、ポルトガル・リスボン2010年
イナーキ・ガンボレラ研修審美インプラント、スペイン・サンセバスチャン2012年
神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療相談医
がん歯科医療連携登録医
SJCD 根管治療マイクロコース受講

おかざき歯科クリニックでは最新の医療機器を完備

マイクロスコープ

根管治療を手術用顕微鏡で行うためのマイクロスコープです。8倍から20倍の拡大率で行うことができ、超精密な根管治療を行うことができます。

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CT‐X装置

低被ばくで高解像度のX線CT装置で歯の根の形態を3次元的に確認します。

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DACプロフェッショナル

医科の基準に準じた高度な滅菌を提供しています。ドイツ製のDACプロフェッショナルは小型高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)のヨーロッパ基準EN13060のクラスB規格をクリアーする、高度なオートクレーブです。

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DACユニバーサル

歯科の歯を削る機械を滅菌する完全オートメーション化された滅菌システムです。治療後は全ての器具をこのシステムで滅菌しています。

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セレック

セラミックを3Dプリンターのように削り出して作る装置です。詰めるセラミックなどの場合は1日で型取りからセットまで行うことができます。

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