入れ歯

入れ歯

歯を失った部分に取り外し式の人工の歯を入れる治療法です。入れ歯は自分で取り外しをしなくてはいけないため、食事の時に取れてしまったり、動いてしまったりして、ブリッジやインプラントに比べ安定感がありません。しかし、入れ歯の種類によっては安定させたり、違和感をできるだけ少なくすることができます。

症状レベルを説明

レベル1 入れ歯が動いて何も噛めない

入れ歯が動いてしまうと食事中に取れてしまったり、歯茎がすれて痛くなったり、入れ歯と歯茎の間にものが入り込んだりして、食事が取れなくなります。我慢して使っても噛むことができず、柔らかい食事にするか、入れ歯を使わなくなってしまいます。

レベル2 入れ歯のフックが気になる

入れ歯のフックが見えると、いかにも入れ歯とわかるために話したりするときに気になりますよね。入れ歯のフックは部分入れ歯の時に残っている歯にかけて入れ歯を安定させるものです。

レベル3 入れ歯の違和感が強い

大き入れ歯を入れると話しにくかったり、口の中がいっぱいになり、外したくなります。入れ歯は噛む力に耐えうる強度を保つために厚みが必要です。特にプラスチックの入れ歯は厚くないと割れてしまいます。

レベル4 入れ歯を取り外したくない

入れ歯は毎食後外して洗う必要があります。旅行などで出かけたときには外して、水につけるとなると人前では恥ずかしいですよね。

各レベルごとの治療法

レベル1の治療法 入れ歯を安定させる治療法

コーヌスクローネ

コーヌスクローネは残っている歯と入れ歯の内側に冠をつけて入れ歯を固定する方法です。茶筒のような仕組みで内側の冠と外側の冠がぴったりすることで食事中に取れることがありません。とても安定感があるため噛む力は自分の歯に比べて50%で、ある程度硬いものも食べることができます。
インプラントは避けたいがインプラントは避けたいが、硬いものも噛みたい方にお勧めの入れ歯です。

期間と費用

期間は3〜6ヶ月程度、一本の固定する歯に付き20万円最低2本以上、入れ歯の費用50万円から150万円程度です。

磁石で安定させる入れ歯

残っている歯が2,3本で入れ歯が浮くのを抑えたい方にお勧めの入れ歯です。残っている歯と入れ歯に磁石を付け、入れ歯が浮き上がるのを防いで、安定させるようにします。特に下顎は入れ歯が安定しないことが多いので有効な方法です。

期間と費用

期間は1〜2ヶ月程度、磁石1つ10万円~15万円程度で、別に入れ歯の費用がかかります。

インプラントで安定させる入れ歯

磁石を入れたいが歯が残っていない方にお勧めの入れ歯です。インプラントを2本入れて、そのインプラントの上に磁石やフックを付けて入れ歯を安定させる方法です。入れ歯は安定し、取り外し可能なためメンテナンスがしやすくなります。

期間と費用

期間は3〜6ヶ月程度、インプラント1本30万円~40万円程度で、別に入れ歯の費用がかかります。

レベル2 入れ歯のフックが気になるの治療法

スマイルデンチャー(ノンクラスプデンチャー)

部分入れ歯の金属のフックが気になる方におすすめです。フックの部分が歯や歯茎の色のプラスチックで作られているので見た目には入れ歯とはわかりません。噛む力は歯に比べて20%~30%で、硬いものや粘着性の物は噛むと入れ歯が動いてしまいます。若い方や噛む力が残っている方は噛むことは難しくなり、噛む筋肉のバランスが崩れやすくなります。毎回食事の後に取り外し、洗う必要があります。

期間と費用

期間は1ヶ月程度、自費診療となり8万円~30万円程度です。

レベル3 入れ歯の違和感が強い方の治療法

金属で薄く補強できる入れ歯

プラスチックで作られている入れ歯は噛む力に耐えうるように厚くつくる必要があります。しかし、入れ歯が厚いほど違和感が強く、話もしにくくなります。舌が動く部分を金属にすることによって入れ歯の厚みを1/3に薄くでき、違和感が少なくなります。

期間と費用

期間は1ヶ月程度、費用は25万円~50万円程度です。

レベル4 入れ歯を取り外したくない方の治療法

インプラント、オールオンフォー

インプラントは部分入れ歯でも総入れ歯でも歯がなくなった部分に入れ、顎に固定した歯を入れることができます。違和感も少なく、硬いものも噛めます。また、入れ歯からインプラントになると噛む筋肉が強くなるため、顔の張りが戻り、体全体のバランスがよくなります。

期間と費用

期間は6ヶ月程度、一本30万円〜45万円程度、オールオンフォーなどは300万円~400万円程度です。

歯医者選びのポイント

入れ歯の種類を教えてくれる歯医者

入れ歯に求めるものは人それぞれ違います。また、残っている歯のよっても治療法は変わります。どのような悩みを抱えていて、どのような入れ歯にすれば満足いく入れ歯が作れるのか教えてくれる歯医者がおすすめです。

インプラントばかりすすめない歯医者

インプラントは機能的にとても優れた治療方法です。しかし、人それぞれインプラントに対する考え方は違います。インプラント以外の選択肢も教えてくれる歯医者はおすすめです。

入れ歯を長持ちさせる方法

残っている歯がある場合は定期的に歯医者でメンテナンスをしてもらいます。残っている歯を失うとせっかく作った入れ歯も使えなくなってしまうことがあります。
また、入れ歯が入れ歯がおかしいと思ったら歯医者で治してもらうようにします。治せなくなってしまうことがあります。