あなたは歯ぎしりを指摘され、不安になっていませんか?
歯ぎしりは寝ている間に生じることが多く、自分自身でも気づかないことがあります。
そのため、歯ぎしりによって起こったトラブルを、虫歯・歯周病が引き起こしたと思ってしまうことが多いのです。
歯ぎしりによって起きるトラブルには、歯の痛みや知覚過敏、詰め物が欠けるなどがあります。場合によっては歯が割れたり、歯周病を悪化させたり、歯を失う原因となることもあるのです。これらのトラブルを防ぐには、歯ぎしりの対策を行っていく必要があります。
こんな症状はありませんか?「歯ぎしり」が原因かもしれません
何で歯ぎしりが起こるの?
寝ている時の歯ぎしりの原因はストレス、遺伝、薬、飲酒、喫煙、生活習慣、病気(睡眠時無呼吸)など様々です。そのため、歯ぎしりを治していくには原因として考えられることを一つ一つ取り除いていく必要があります。
寝ている時の歯ぎしりは、以下のようなものです。
音を立てて歯をこすり合わせる「グラインディング(いわゆる歯ぎしり)」
歯を擦らずに食いしばる「クレンチング」
おかざき歯科クリニックでできる歯ぎしり対策
歯ぎしり用マウスピースで歯を守りましょう
寝ている時の歯ぎしりは噛む力をコントロールできないため、噛む力は自分の体重以上になることもあります。あなたの歯の形にぴったり合った歯ぎしり用マウスピースを作製し、寝ている間にはめていただくことで、歯ぎしりによるダメージを抑えることができます。
※日中も使用可能ですが、できるだけ起きている時は自分自身で食いしばりを意識して改善するようにします。起きている時の食いしばりは癖が原因なので、意識すれば改善できます。
マウスピースの効果
知覚過敏の改善
歯の削れ(咬耗:こうもう)の予防
噛んだ時の痛み(歯根膜炎)の軽減
歯が割れるのを防ぐ
顎の痛み(顎関節症)軽減
歯の揺れを防ぎ、歯周病の予防になる
マウスピースの作製費用・期間
費用 | 3,000円程度(保険適用時) ※その他、初診料や型取り費用がかかります。 |
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期間 | 1〜2週間程度 |
通常、1mm程度の厚みの物を使用しますが、マウスピースにすぐに穴が開いてしまう方は、2mmなどより厚いものを使います。保険診療では6ヶ月を超えると新しいマウスピースを作ることが可能です。
よくある質問(Q&A)
市販のマウスピースで対策しても大丈夫ですか?
市販のマウスピースはおすすめしておりません。
市販のマウスピースは、既成のマウスピースを熱湯などで柔らかくして、自分の歯型に合わせ固めるものですが、マウスピースがしっかり歯型に合っていないと歯並びが悪くなってしまう場合があります。歯が動いてしまい歯並びや噛み合わせが悪くなってしまうと、元の状態に戻すには何十万円もかけて、歯列矯正をする必要がありますので市販のマウスピースはオススメしておりません。
起きている時の食いしばりへの対策はありますか?
意識することが重要です。
起きている時の歯ぎしりは意識的に注意をしていけば改善できる可能性があります。
起きている時の歯ぎしりをする人は、歯を食いしばる癖(クレンチング)、歯と歯を無意識に接触させている接触癖があります。上下の歯は、安静空隙(あんせいくうげき)と言って2〜3mm程度の隙間があるのが正常な状態です。上下の歯が接触している状態は異常な状態なので意識して隙間をあけるようにしましょう。
手術はどのくらいの時間がかかりますか?
自然に治ってきます。
寝ている時の歯ぎしりは小児で10~20%、成人では約5~8%、高齢者で2~3%で、年齢とともに少なくなっていきます。子供の場合は成長するにつれて少なくなっていくことが多く、ほとんどの場合、経過を見るだけのことが多いです。
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